東海化学工業会賞

 毎年、化学に関する進歩発展に貢献した技術開発に対して、当会の表彰審査委員会での審査を経て「東海化学工業会賞」を贈呈して
います (年5件以内)。受賞者には、当会の総会において表彰式を行うとともに、受賞記念講演を行っていただいております。

 下記の表彰規程にございますように、本会では毎年5件以内の東海化学工業会賞を総会(毎年5月頃)の席上で差し上げております。
規程2条にありますように、1月31日までに候補者をご推薦下さいますようお願いいたします。 なお、1.(2)にあります「化学に関する技術上の進歩発展」には、製品の普及、品質向上、省エネルギーなどに著しく貢献すると判断される新規製品の研究開発における貢献等も含まれます。

Word

PDF

表彰規程(R6.1.19改正)
候補者推薦募集案内

東海化学工業会賞 学術賞推薦書

東海化学工業会賞 技術賞推薦書


第57回(2022年度)東海化学工業会賞受賞者

功労賞  令和4年度会長 名古屋大学 教授 薩摩 篤 氏

技術賞  豊田中央研究所 副研究員 吉宗 航 氏
    「固体高分子形燃料電池多孔質部材の開発を加速する量子ビーム解析技術の構築」

学術賞  静岡大学 准教授 織田 ゆか里 氏
    「精密分子設計に基づく高分子材料の界面制御」

学術賞  産業技術総合研究所 主任研究員 李 誠鎬 氏
    「熱源を用いない生体用リン酸塩インバートガラスの創製研究」

学術賞  岐阜大学 助教 早川 幸男 氏
    「大気圧プラズマによるアンモニアを燃料とした高純度水素製造法の開発」

学術賞  名古屋大学 特任准教授 長谷川 丈二 氏
    「相分離を用いた多孔質材料の開発および機能開拓」



東海化学工業会 表彰規程

昭和40年 8月14日制定
昭和48年11月16日改正
昭和56年 8月25日改正
平成20年 9月22日改正
平成28年 9月 2日改正
令和 6年 1月19日改正

東海地区の化学および化学工業の進歩発展をはかるため会長名をもって行なう表彰はこの規程の定めるところによる。

1. 表彰は東海化学工業会賞を授与して行ない次の功績をあげた者にこの賞を与える。
(1) 本会に対し功績特に顕著なるもの
(2) 化学に関する技術上の進歩発展に貢献した正会員または特別会員に所属するもの
(3) 化学に関する学術上の進歩発展に貢献した正会員で受賞年の4月1日現在、満40才に達しないもの
2. 被表彰候補者は1-(1)に関するものについては本会幹事会から1-(2)および1-(3)に関するものについては本会会員から、所定の書面様式で毎年1月31日までに会長に対して推薦されたものとする。ただし、1-(2)に関するものについては本会幹事会からの追加申請を2月20日まで受け付ける。
3. 1-(3)に関するものについては、被表彰候補者の東海地区での精力的な活動が認められれば、審査対象となる業績は東海地区でなされたもののみに限定するものではない。
4. 会長は幹事会の議を経て20名以内の委員を以って組織する表彰審査委員会を設け審査を委嘱する。
5. 表彰審査委員会は毎年3月31日までに審査理由等を附して受賞者を選定し会長に報告する。
6. 表彰審査委員会は委員の過半数が出席した場合に開催することができる。
審議事項の決定は出席委員の3分の2以上の同意を要する。出席できない委員は書面を以って意見を申し述べることができる。
7. 表彰は通常毎年定時総会でこれを行なう。
1-(2) に関する表彰は毎年合計2件以内、1-(3)に関する表彰は毎年合計4件以内とする。
8. 東海化学工業会賞は表彰状 (受賞者全員)および記念品 (賞1件につき1つ)とする。
9. この規程の変更は幹事会の議による。

附 則
(1) この規程は昭和40年9月号の東海化学工業会会報によって公表すると同時にこれを施行する。
(2) この改正規程は昭和48年11月16日から施行し、昭和48年8月31日から適用する。
(3) この改正規程は昭和56年8月25日から施行する。
(4) この改正規程は平成20年9月22日から施行する。
(5) この改正規程は平成28年9月2日から施行する。
(6) この改正規程は令和6年1月19日から施行する。

以 上